隣町伊達市の奥山、紋別岳(714m)は、東山の名で親しまれている市民の山。今は雪が少ないが厳冬期の稜線には雪庇もできる。春には低山ながらシラネアオイの群落が道なりに連なる。写真中央の針葉樹の尾根を稜線までつめ、連なるいくつかのピークからの眺望を楽しむ。左奥のなだらかな頂上からは、噴火湾、太平洋は言うに及ばず、駒ヶ岳、有珠山、羊蹄山まで一望のもとだ。
「生活」カテゴリーアーカイブ
841 エゾシカの燻製
840 サクランボウの短枝
839 西高東低・100hPa差
837 末っ子のプロフィール
836 新山ドーム
835 ホザキヤドリギ
数年前から観察しているニレの大木のホザキヤドリギとアカミノヤドリギ。今年もそれぞれが10株くらい寄生していて、黄色と赤色の実を付けた。ヤドリギは赤か黄色の実を付け常緑なのだが、ホザキヤドリギは良く目立つ房状の黄色い実を付け、落葉性だ。この種の北海道での分布はここ以外あまり聞かないが、本州ではよく知られている。
樹にはヒヨドリが来ていたが、冬鳥の「渡り」のコースに関連しているのかもしれない。糞中の未消化の粘性を持つ種子が枝にまとわりついて発芽する。(ブログ561、465、507、566、590、718)
ヤドリギは万葉の時代から「寄生・ほよ」の名で知られ、 大伴家持の歌が残っている。 -あしひきの 山の木末(こぬれ)の 寄生( ほよ)取りて 挿頭(かざ)しつら くは 千年(ちとせ) 寿(ほ)くとぞ-