611 きのうの今日

吹雪昨日は遠くに光る輝く山を見た。今朝は猛烈な吹雪。窓枠も雪が張り付いている。明け方、風の音で目が覚めた。朝食中に家の前で一台スタックして手伝いに出た。吹溜りができて人も歩けない。今年は雪が少ないうちに季節もあいまいにうつろうか、と思っていたが何とかけじめが付きそうだ。

610 白い山なみ

オロフレ、ホロホロ春が近いとみて、樹の芽の観察に近くの山へ出かけた。私の住む町の向こう側、北北東の方向に白い山なみが見える。右がオロフレ山、左奥がホロホロ山と徳舜瞥山の双耳峰。こんな風景の下に暮らしているなんて、とてもとても嬉しい。砂利道、坂道のある町に住みたいと思っていた。川の流れる町も好きだ。カモメの飛んでいる海の町も好きだ。都会には住みたくない。

609 冬を耐える

カシワカシワの葉が落ちずに冬をやり過ごしている。風と雪の吹きだまるあたりに折り重なって残っていた。春まで残る樺色の葉は遠くからでも目につく。改めて見直すとカシワの生育場所は遍在している様だがその要因が何であるかは私には分からない。種子(丸いドングリ)の生存や散布に秘密があるのか。海岸や川岸の疎林の周辺部、風と日光が良くあたる意外に人里近く。

608 カワラタケ

カワラタケサクランボの古い樹を切り倒し焚き火用に積み上げて置いたら、切り口にカワラタケができていた。40年もたった樹だったから、伐った時にはすでに菌が侵入していたのだと思う。黒くビロードの光沢のある傘の上に今朝の雪が積もっている。

607 今日の昭和新山

昭和新山雪の少ない冬だが昨夜から15㎝くらい積もっていた。だが、日中は6℃位の気温となり、日差しも強かったので半分くらいは融けてしまった。向うの大有珠の溶岩ドームに比べると昭和新山のドームは地熱があって、雪が斑になっている。ドームの手前のトドマツ林辺りの斜面には噴火前、国鉄胆振線が通っており、フカバという名の集落もあった。

606 剪定作業

サクランボ広い果樹園を経営する農家はもう春の作業を始めている。この樹はサクランボ。30年以上の樹だ。7月初め、見事に色を付けた収穫時は雨が大敵で、樹の上はシートが張られる。私の裏庭の樹もそろそろ剪定しなくっては。サクランボは垂直に伸びる枝が強勢となるし、古い短枝に花を付けるので剪定はそれなりに気を使う。まして私は年期が少ないし知識が浅い。

605 二月の雨

昭和新山北海道の二月に雨が降っている。厳冬期なのに。道路の縁には溶けかかった根雪、水溜りには昭和新山も映っている。明日も雨だという。こんなことってなかった。伊豆諸島沖には1032hPaの強い高気圧、そこから沿海州の前線を持つ低気圧に南風が吹き込んでいる。このまま春を迎えるわけではないだろうが。軟らかく湿った風が気持ちよい。ああ、なんということだ

604 先ずは避難

避難生活有珠山に噴火の兆候という想定で避難訓練があり、久保内の壮瞥町農村環境改善センターへ出かけた。冬季の体育館の床はひどく冷たいが長尺のマット敷いてある。数分で出来上がるという2.5人用(4㎡)の簡易間仕切りと暖ボールという名の「たたみ」のある個室ができている。自分の眼で確認して初めて避難生活のイメージがわいてきた。ある期間、ご近所さんたちと協力しながら、このようなところに住むかもしれない。

603 いのちの足跡

キタキツネ長流川にかかる壮瞥橋の下にキタキツネの足跡(Footprints)を見つけた。少し古いのと真新しいの。どうやら岸辺の藪の中にねぐらがありそうな感じがする。空きっ腹で幾度も足を運んだのだろう。はたして餌にありつけたのだろうか。凍り付いた浅瀬で何かを探した気配がある。冷たい水で晒されたシャケの死骸でも見つけたのか。真剣に生きる野生のひたむきさが読み取れる。

602 棒鱈の世界

スケトウダラ小さな漁港の小さな家の小さな窓にスケトウダラが干してある。タラコ、白子を取った後、こうやって自家用に凍結乾燥する。凍りながら寒風に曝されて干せて行く。昔からの間違いなしの漁村風景。叩いてむしって食べるのが手っ取り早いが、煮物の鍋の中で他の具材と旨さの相乗効果を生み出す。熱帯を除けば世界中に棒鱈の煮物がある。マダラと共に世界の近世の食を支えた魚だ。