1015 エビガラスズメの幼虫

エビガラスズメ丸々太った芋虫が道路を横切ってゆく。人差指くらいで8㎝もある。二匹に道端まで御出で願って撮影。色にはバラエティがあるらしい。蛹になる場所を模索中だったのかもしれない。見事な生き物に出会った。親もまた迫力を持った蛾で、夕方耳元近く風を切って「ブーン」と小気味よく飛ぶ。揚げて食べると美味しいと読んだことがあるが、食指は動かない。昆虫食の草分け。本当かな。

1014 今年のウメ仕事

梅仕事庭に一本ある豊後梅がたっぷりと実を付けてくれた。7月29日、収量18㎏。外割り15%の天日塩で一月程漬け込んだ。今日はウメ酢からとりだして笊に載せ、三日間の天日干し。毎日一回、一つずつを裏返し、色もほんのり赤みを増してその分旨み乗ってくる。今日は本命の漬け込みだ。大きな甕に一段ずつガーゼに包むように漬け込んでゆく。最後に梅酢を振りかけて梅仕事は終了。

本州に比べると一月遅れのウメ仕事だが、あとは最低一年寝かせてゆっくり味わうのは同じこと。3年目位が一番美味しく滋味を増す。ふくよかに熟成した梅干しが、芳醇で濃厚な梅酢の蜜を滴らせ、ガーゼの褥に包まれて取りだされる日が目に浮かぶ。

1013 新じゃがの季節

新じゃがジャガイモが好きで、どちらかというと米粒よりも主食にしたいと思っている。できれば魚とジャガイモで暮らしたい。今金町に住む知人から男爵イモをいただいた。今金町はジャガイモの産地として有名だ。私の住む壮瞥町でもおいしいじゃがいもが採れる。これもまたたっぷり頂いた。嬉しいほくほく顔をして毎日食べている。ジャガイモのイラスト再度登場。ブログ№12も参照あれ。

1012 子ギツネ

子ギツネこの春、親の後をコロコロついて回っていた時は、遠目には犬の子。こうやって藪の切れ目からこちらをじっとうかがう姿は、もう立派な野生のいのち。単独行動は独り立ちへの予行演習だが、今日、餌に有り付けたかどうか。無事成長して縄張りをもてるのは、10頭に1頭もいないだろう。私の日常とは付かず離れず、そんな間柄で一緒に住める環境はうれしい。

1011 エエネソウ

エエネソウ有珠湾の入り口をガードするようなポロモシリ(大きい・島)とモシリ遺跡のありシピタルモシリ(レプタモシリ)との沖合200mの岩、エエネソウ(とげとげのある岩)。海鳥の糞で白く目立ち、Google Earthでも確認できる。潮位が低いので潮間帯の生物が観察でき、見事に成長した粒よりのイガイの群落がみられた。藻類が生育した褐色部分は潮間帯で満潮時には水面下となる。

1010 ユスラウメ

ユスラウメ子を生し子を生して棲まふに赤いゆすらうめ/中塚一碧樓。高校の教科書に載っていた。北国では見たことがなかったが、イメージの湧く俳句だった。神奈川県に住み、初夏この実を見て納得した。深紅の実を描いて苗を発注したらなんと白実。象牙色した実は初めてだった。ひとつ名の果実でこんな色違いって他にあるだろうか。瑞々しく甘くおいしい。今年もいっぱい子を生してくれた。

1009 異形の生きもの

異形の生きもの裏口ののガラスに映ったニホンアマガエル。ガラスが透明でないがゆえにおどろおどろしい。こんな生き物がいるなんて。客体として考えてみると、得体の知れない不思議さが募る。原猿のメガネザル、ヤモリも同じで夜行性で肉趾がある。だが足先のミクロ構造はそれぞれ異なるようだ。湿潤で粘性のある繊毛や、皮膚面の柔軟性が特化してハイパーな機能へと進化したようだ。

1008 海から見るアルトリ岬

海から見るアルトリ岬有珠アルトリ海岸ネイチャーハウスの福田茂夫火山マイスターに、この岬周辺を海上から案内していただいた。海岸線から見ると伸びた長い岬だが、沖合からはまさしく島。有珠山の山体崩壊の名残りの「流れ山」だ。有珠山を構成していた岩石がそのまま磯になっている。今は草地だが本来は有珠湾入り口のポロノット(大きな岬)のように、鬱蒼とした樹木で覆われる植生だろう。

曇っていて有珠山が見えないのが残念。海からの有珠山は実に雄大なのだが。逆に、有珠山外輪を歩きながら見るこの起伏に富んだ海岸線は実に美しい。この岬はアイヌ語では「イソキソキ」=「頭を・打ち付ける・もの」、つまりキツツキを指すという。アルトリの名は画像右奥に見える海岸のあたりを指し、有珠コタン(集落)から見て「遠い方の浜」の意味だという。(森・水・人ネットHP参照)

1007 今年のサクランボ

今年のサクランボ去年はだめだったが、今年のサクランボは出来が良かった。だめになりつつある老樹が3本と倒した樹を更新した8本の若木。花粉木のナポレオンも含めて3種類。少し収穫がずれてくれてゆっくり楽しめる。この木は植えて8年目くらい、大粒で甘い。短枝を大切に収穫だ。粒を残したコンポートを大量に作った。クレームダマンドをたっぷり使ったサクランボタルトを作ろう。

1006 カメムシの卵と幼虫

 カメムシの卵と幼虫風呂場の窓ガラスに小さな卵塊を見つけた。数日たって周囲に芥子粒くらいの動く点を見つけ、ルーペで覗いたら臙脂色をした幼虫だった。室内からの観察だから、裏側からの視点だ。60mmマイクロレンズで撮影して拡大した。ネット上のクサギカメムシの幼虫に似ているが、詳細はわからない。裏庭のプラムの果汁を吸いに来たカメムシなのか。1週間ほどで卵殻を残して姿を消した。