1921 秋色昭和新山

昭和新山ブログ1019の逆方向からの昭和新山。こちら側からは屋根山から突き出る山頂ドームが良くわかる。山頂はせりあがった、やや灰色がかったデイサイト質の溶岩だが、上に乗っていた土壌を焼成したため、煉瓦色に見える。75年前の新山誕生時には海抜406.7mとされたが、現在の地理院地形図では398mとなっている。麓から始まった植生の回復は頂上付近にまで達している。

1920 カレイ三役、揃い踏み

北のカレイ見事なカレイを三尾もらった。それも、今朝定置網から揚がったばかりの御誂えサイズ。上からヒラメ、マツカワは5枚におろし、刺身、ソテー用に冷凍。腹子のあるイシガレイは煮付けに。冬は魚の旨い季節。マガレイ、ババガレイ、ソウハチ、クロガレイ、スナガレイ、ヒレグロ。みな味が異なり全部美味しい。北海道はカレイの形だと聞いた。カレイ王国であること間違いなし。

1019 新山沼の黄葉

新山沼晩秋、湖面に昭和新山の円い屋根山が映っている。斜面上部の白く見えるのは葉を落としたドロノキを中心とした林。その下の黄葉はカラマツだ。手前の数本のポプラの向こうに灰色に見えるドロノキの林冠も見えている。この沼は1944年の昭和新山の噴火で遮られた壮瞥川の溢水の名残りだ。屋根山の膨らんだ右奥部分に山頂ドームが辛うじて透けて見える。お分かりになるだろうか。

1018 カシワとミズナラ

 カシワとミズナラ昭和新山の麓で、隣り合うカシワとミズナラを見つけた。群落を作る傾向のあるカシワの葉縁は波状で、春の萌芽の季節まで葉を落とさない(写真左側)。堅果(ドングリ)を量産するミズナラの葉は鋸歯状で間もなく全ての落とす(写真右側)。晩秋の林に色づく Quercus(コナラ属)2種。凍てつく寒気と吹雪の中で、それぞれ遠目にも異なる生き方で、あと数か月後の春を待つ。

1017 北寄貝の燻製

北寄貝の燻製長万部・静狩産の北寄貝を燻製にした。外套膜、貝柱、中腸腺を取り、斧足のみ。贅沢極まりない。素材の味を生かそうと余計な味はつけず、濃い塩水で瞬間ボイルして一日室内で乾かした。ついでにフクラギ。これは此の辺りの呼名で、ブリの幼魚だから脂も旨みも薄い。ふり塩、一夜干しだ。75℃に設定し1時間の軽い燻製。海の滋味が燻香となって口から鼻へと抜ける。旨いぞこれは。

1016 回帰するいのち

シロザケ豊浦町貫気別川にあるインディアン水車。川の流れを利用してサケを捕獲する方法だがここでは電動。採捕後採卵され、孵化、放流、4、5年後に母川回帰となる。回帰の生理学的メカニズムは単純なものではないようだ。耳石や遺伝子解析などをもとにオホーツク、ベーリング、アラスカ湾を巡る回遊ルート明らかになってきたとのこと。壮大な旅の最終章。この面構え、ただ者ではない。

1015 エビガラスズメの幼虫

エビガラスズメ丸々太った芋虫が道路を横切ってゆく。人差指くらいで8㎝もある。二匹に道端まで御出で願って撮影。色にはバラエティがあるらしい。蛹になる場所を模索中だったのかもしれない。見事な生き物に出会った。親もまた迫力を持った蛾で、夕方耳元近く風を切って「ブーン」と小気味よく飛ぶ。揚げて食べると美味しいと読んだことがあるが、食指は動かない。昆虫食の草分け。本当かな。

1014 今年のウメ仕事

梅仕事庭に一本ある豊後梅がたっぷりと実を付けてくれた。7月29日、収量18㎏。外割り15%の天日塩で一月程漬け込んだ。今日はウメ酢からとりだして笊に載せ、三日間の天日干し。毎日一回、一つずつを裏返し、色もほんのり赤みを増してその分旨み乗ってくる。今日は本命の漬け込みだ。大きな甕に一段ずつガーゼに包むように漬け込んでゆく。最後に梅酢を振りかけて梅仕事は終了。

本州に比べると一月遅れのウメ仕事だが、あとは最低一年寝かせてゆっくり味わうのは同じこと。3年目位が一番美味しく滋味を増す。ふくよかに熟成した梅干しが、芳醇で濃厚な梅酢の蜜を滴らせ、ガーゼの褥に包まれて取りだされる日が目に浮かぶ。

1013 新じゃがの季節

新じゃがジャガイモが好きで、どちらかというと米粒よりも主食にしたいと思っている。できれば魚とジャガイモで暮らしたい。今金町に住む知人から男爵イモをいただいた。今金町はジャガイモの産地として有名だ。私の住む壮瞥町でもおいしいじゃがいもが採れる。これもまたたっぷり頂いた。嬉しいほくほく顔をして毎日食べている。ジャガイモのイラスト再度登場。ブログ№12も参照あれ。

1012 子ギツネ

子ギツネこの春、親の後をコロコロついて回っていた時は、遠目には犬の子。こうやって藪の切れ目からこちらをじっとうかがう姿は、もう立派な野生のいのち。単独行動は独り立ちへの予行演習だが、今日、餌に有り付けたかどうか。無事成長して縄張りをもてるのは、10頭に1頭もいないだろう。私の日常とは付かず離れず、そんな間柄で一緒に住める環境はうれしい。