1080 深海魚・ゲンゲ

深海魚・ゲンゲ友人が白老近くの市場で買ったとゲンゲを届けてくれた。何にし負うゲンゲ科、すべて深海魚族で魚好きを自負する者として食指が動く。名前は知っていたが俎上に載せるのは初めて。醤油につけ脱水を図ったが身は締まらない。片栗粉にパン粉を合わせカリッと揚げたが、中身は正体不明の柔らかさ。味も香りも伝わってこなかった。この魚の本場、富山の食膳に倣うしか手は無いか。

1079 新山沼のハクチョウ

新山沼のハクチョウ昭和新山の誕生と同時にできた新山沼。-8度の寒中散歩の途中、沼にそそぐ壮瞥川にオオハクチョウを見つけた。川はまだ凍っていない。1.5㎞上流には壮瞥滝、そのすぐ先が不凍の洞爺湖。この流れにはヤマメ、コイ、ヨシノボリ、カワエビ、モクズガニが棲む。カルガモが水面を駆け抜け飛び立っていった。季節が回ると、マガモ、オシドリたちもやってきてにぎやかな水面となる。

1078 白い洞爺湖

白い洞爺湖1月24日午後2時の洞爺湖。静穏な冬姿の佇まい。白い羊蹄山(1,898m)と向こうの湖岸は水田のある財田(たからだ)のあたりだ。中島の広葉樹も葉を落として雪の地肌が見えている。澄みきった湖底をよく見ると白い砂地が見える。ここは火山地帯で、白い砂とは縁がないはずだ。この場所は壮瞥滝近くのワンドの奥で水の動きも少ないから、細かな軽石がよどみ溜まっているのだろう。

1077 オオウバユリの蒴果

オオウバユリ蒴果雪を載せた裏庭のオオウバユリの蒴果(さくか)。大ぶりで肉厚の緑色の花が10個ほどついていた。今は熟し終えて、寒さの中でじっと春を待つ。一つの蒴果に数百個のヒレのついた種子が入っている。一株でつごう数千個の種子が飛び散るが、我が家で育つ数株は、この10年、さほど増えてはいない。育つ条件は悪くはないはず。自然はかくして、大変な浪費のもとに成り立っている。

1076 輝く有珠山

輝く有珠山年が明けて2日。窓からの2021年の有珠山。澄んだ大気、朝の光に有珠山と手前の昭和新山が手に取るようだ。一夜にして視力が格段に良くなったように思える。素直な気持ちで自然と関わって行けるのがありがたい。遠くには厚い雪雲。日本海側からは大雪のニュースが入ってきた。昨年は疫病の話でいっぱいだった。今年はこの青空のように明るい年でありますように。

1075 冷凍ブロッコリー

冷凍ブロッコリー雪の中の旨そうなブロッコリー。雪の畑の採り残しがいくつも顔を出していた。食べられるかなと手を伸ばした。触感は冷凍野菜が少し崩れたようにもろい。その上、この足跡はキタキツネのものか。キツネの食べ残し、いや、もしおしっこがかかっていたとしたら、話は違う。しかし、キツネと食べ物で競合し、分かち合う、そのようなあたりが丁度良いのかも。北の大地の食べ物の話。

1074 軒の雪

軒の雪この一週間寒い日が続き、北陸、東北、北海道の日本海側は大雪となった。豪雪地の倶知安、留寿都からの雪雲のおこぼれが壮瞥にもこの季節には珍しい雪景色となった。去年は全く雪のない1月を迎えたのだが。(ブログ、1034,1035)。12月23日、朝、目が覚めたら屋根からの雪庇が宙ぶらりん。昨日気温が上がり居間の屋根も温まって、その後明け方の低温でそのまま凍ったらしい。

1073 マルメロのゼリー

マルメロのゼリー

皮と芯を除いたマルメロ1㎏にグラニュー糖600gを振りかけ、浸出したシロップで煮る。硬いパルプをブレンダーで滑らかに砕き、さらに煮詰め、レモン汁100gを加え熱いうちにシリコン型に詰める。甘く酸っぱく、何よりも舌の奥に残る濃い香りと味がマルメロの本領。粗い繊維感も他の果実にはない魅力の一つ。身近で魅力的な果実だ。お試しを。

1072 秋の終わり

新山沼カラマツがいい色になって、ポプラとコナラ、カシワがそれに続いて、いよいよ秋の終わり、けじめの時だ。昭和新山の噴火で堰き止められてできた新山沼に白き雪をかぶった有珠山の山頂が映っている。柔らかなヨシの穂も白く光っている。あと11月終わりにはカラマツは葉をすっかり落とし、佇まいは厳しい冬の様相となる。まもなく遠い北の国から水鳥たちがやってくる。

1071 頑張れマーガレット

頑張れマーガレットマーガレットは白い花だと信じていたが、最近はこの赤い花が売られている。柔らかく素朴な色のこの新品種も在来の血を引いてめっぽう寒さに強い。霜が降りても庭を飾ってくれている。だが-20℃にもなるここでは冬を越せない。結局、機会があって我が家のリンゴと一緒に南国千葉へ送られて行った。彼の地では木化して大株となるはずだ。蒸し暑さにやられなければよいのだが。