798 ルッコラ 投稿日時: 2017年8月17日 投稿者: nizaemon 朝のサラダに使ったルッコラの余ったのを、マグカップに差したまま台所の窓辺に置き忘れていた。気が付いたらしっかりと根が出ていて、透明なグラスに入れ替えたらこの通り。水だけで養分がないだけ、たくさんのひげ根を出したのだろうか。可哀想に葉は貧弱だ。どうしたものか。ハーブ畑の隅に植えてやろうか。元気なハーブ達に仲間入りできるか。
791 麦わらロール 投稿日時: 2017年8月3日 投稿者: nizaemon 硬く言えば麦稈(ばっかん)ロール。秋蒔き小麦の収穫が終わったあとに続く二度目の収穫作業だ。ラップに包んで醗酵させる牧草ロールとは違い、牛たちの寝わらに使われるとのこと。揉みしだかれ微生物も添加され、やがて堆肥となって循環する。我が家の地続きの麦畑で麦刈りが終わって、5日目でこの作業。夕方には運びだしも終了して、農家の人達には息つく暇もないようだ。
789 ニシンのサンショウ漬け 投稿日時: 2017年7月29日 投稿者: nizaemon サンショウの若葉をたっぷり使って、会津地方の伝統的保存食サンショウ漬けが出来上がった。醤油、酢、味醂、酒が漬け汁。漬け込んだ容器は15年前に買った会津本郷窯のニシン鉢。身欠きニシン専用の重厚な陶器で、ニシンが40枚が入る。細工は流々仕上がり上々。美味しいのが出来上がった。二回目の漬けこみは枝先の新芽とサンショウの青く若い実。あと10日間待てばよい。
788 ヘーゼルナッツ・ハシバミ 投稿日時: 2017年7月20日 投稿者: nizaemon ヘーゼルナッツに若い実がついていた。4月5月、雄花が咲き、小さな赤い糸状の雌花も咲いて、その後の確認を忘れていた。時は刻まれ季節が過ぎて、自然の仕組みはきちんと動き、気が付くと豊饒の時へと移ろっている。植えて育てているのは確かに私だが、システムとして代謝を行い着実に成長し続けているのは植物自身。自然の中での人の存在は、おこぼれ頂戴のようなものだ。
786 カントリーガーデン 投稿日時: 2017年7月16日 投稿者: nizaemon 裏庭のオオウバユリの花が咲いた。オリーブ色がかった白い花だ。悠々迫らぬ姿はその名に違わず落ち着いた気品があり、ボーダーの名わき役で庭のイメージつくりに最適だ。山地の落葉広葉樹林の林縁部に多い。近くの山から採ってシダ、フキなどと植えたらやはり地のものは強く、ガーデニングの良いアイテムとなった。アイヌ名トレップ。球根から澱粉が採れ保存食とされていた。
784 カシグルミ 投稿日時: 2017年7月14日 投稿者: nizaemon マイスター仲間から「これ何ですか」とスマホを見せられ、場所を聞いてやっと気が付いた。「カシグルミ」、そう菓子胡桃。セイヨウグルミとも、簡単に手で打って食べられるので手打ちクルミともいう。長和から壮瞥町への道道453線から昭和新山へと分岐する交差点付近に数本のカシグルミがある。秋、路上に落ちた実は誰も拾わず、カラスが空中から落として味わっている。
779 ハスカップ2品種 投稿日時: 2017年7月2日 投稿者: nizaemon 7月になって庭のハスカップが美味しい。左は14年前に買ったまさしく本場、厚真産の高さ1.6mの大株で4株ある。右はその後、通販で買った背の高くならない株で1株。葉が大きく柔かく葉の両面に細毛がある。違いは実の大きさで左品種の大きめの実は10粒10gr、右の大きめのは17grだった。味は同じ。この品種の違い、何処に由来するのか。美味しい1年分の赤紫のジャムになる。
777 野の菜・アカザ 投稿日時: 2017年6月27日 投稿者: nizaemon インド、中国、日本と渡来したともいう。古くから野の菜、つまり野菜であった。ホウレンソウ、スイスチャードもアカザの仲間で、味わってみて頷ける。少しほろ苦い程度で嫌味はない。栽培法や品種改良を重ねると、アスパラガスや空芯菜のように、フレンチや中華の調理法の中から食材として返り咲くかもしれない。その由来はどうあれ、和風にこだわる必要はない。
772 アサクラサンショウ雄花 投稿日時: 2017年6月11日 投稿者: nizaemon この地はサンショウの北限に近い。なんとか山椒の実を庭先で手に入れようと思い野生の実生を含め10数本植えてやっと2本の雌株を得たが、昨年実を収穫したのは市販のアサクラサンショウ、ルーペで花序を観察して驚いた。なんと雌雄同株だ。アサクラサンショウ、ブドウサンショウは雌雄同株の品種なのだ。あと1株は棘のある在来種。写真は昨年実を得た株の今年の雄花。
771 リンゴの始まり 投稿日時: 2017年6月11日 投稿者: nizaemon 薄紅色のリンゴの花は、2週間もすると花梗は伸び子房もこんなに膨らむ。産毛が生えているけれど、いっぱしリンゴ気取りで、ほのかにリンゴ色もにじみ出ている。一つの房に1個だけ、真ん中のを残してあとは取り去る。落花狼藉が可愛そうなのでこの時期になって間引くことになる。この樹は早生の品種「ツガル」。9月末には見事に色づいて、リンゴの季節到来を告げてくれる。