洞爺湖の周游道路で赤い実と白い花を見つけた。エゾニワトコの実とノリウツギの花。たまたま隣合って咲いていたのだが、どちらも灌木で北海道の原野の原風景だ。100年も前、開拓者たちは、高さが3mもあるセリ科のエゾニウの白い花の荒れ地や、林縁のこのような茂みに荷を解き鍬を入れたのだろう。遠目には可憐だが性は頑強で、人々の汗と涙をつぶさに見てきた植物だ
「生活」カテゴリーアーカイブ
791 麦わらロール
789 ニシンのサンショウ漬け
788 ヘーゼルナッツ・ハシバミ
787 旧「とうやこ幼稚園」
786 カントリーガーデン
784 カシグルミ
783 次の世代へ
洞爺湖町虻田小学校の5年生が宿泊学習会で火山の勉強に来てくれた。火山マイスターネットワークに要請があり、マイスター4名が付添い、立ち入り許可を得ての昭和新山、ロープウエイで登り有珠山洞爺湖展望台、火口展望台で解説をした。最近は札幌の小学校や、関東、関西地方など道外からの中高生も来てくれる。有珠山という火山を通して、その自然、観光、防災について理解してもらえれば言うことなしだ。
昭和新山を背に、三松ダイアグラムでこの山を世に問うた三松正夫の銅像近くで記念撮影。国際協力機構(JICA)研修で、日本とおなじ火山国のインドネシアから、火山学、防災教育を学びに来ていたガジャマダ大学の若い研究員たちも加わって、にぎやかな記念撮影となった。