407 キイロスズメバチ 投稿日時: 2014年8月27日 投稿者: nizaemon 朝、庭食をしていたらキイロスズメバチが皿のバナナに集まって来た。最初は一匹だったのだが。10分も経ったらこの通り。庭のツタの繁みの中の花に集まっているのは知っていたが、、。普段はツタの横を通っても手で追い払っても別に問題はないのだが、食べ物に夢中になっていると攻撃的にもなる。何とか皿から追い払い退散ねがったが、次の朝もやって来て、この時は明らかに気が立っていた。
405 青大将 投稿日時: 2014年8月26日 投稿者: nizaemon 青大将とは良い名をつけたものだ。緑がかった光沢のある堂々たる体躯。惚れ惚れしてしまう。以前は人の住まいの近くでもっぱらネズミなどを平らげてくれる家の守り神だった。いまでは納屋の梁からぶら下がって「婦女子」の生活と声帯に張りを与えることは少なくなったが、それでも近隣にお住まいで、この町の平地 では時々お見受けする。わが家の近く、町役場の前で「いよッ、大将、どちらへお出まし」
404 夏のくも 投稿日時: 2014年8月21日 投稿者: nizaemon 北辺の地、北海道では「8月のお盆が過ぎると秋風が立つ」といわれる。残暑が残る頃、海で溺れたりすると「お盆を過ぎて泳ぐからだ」と決してよく言われなかった。今年は盂蘭盆に入った辺りから空が高くなった。庭のオニグモはもうでっぷりと肥ってご健勝にこの夏を過ごしたのであろう。 大有珠を絡め捕ったる夏の蜘蛛 仁左
403 ノラニンジン 投稿日時: 2014年8月14日 投稿者: nizaemon ニンジンの野生化種なのか、原種なのか分からない。Wild carrot として欧州、北米にも分布する広域分布種だ。少しニンジンの香りがするという根は硬くて食用にならようだ。散形花序の中央の赤褐色の飾り花弁はよく目立って、花にとまっている昆虫にも見え、飛翔中の仲間を誘引する役割を持つのかもしれない。イングランドのアン女王がレースを編んでいたとき、指先に針を刺して流した血の一滴だともいう。
401 夏はハンモックで 投稿日時: 2014年8月8日 投稿者: nizaemon 庭の果樹の面倒をおざなりにしていたら、リンゴに枯れた葉が目立った。近くの葉の裏には細長い繭がいくつもついている。幾本かの太く束ねた糸に支えられて繭が浮いている。針の先ほどの「みどりご」はここで蛹として仮の眠りをし成虫へと羽化する。成虫の翅の紋も透けている。成虫は樹皮の襞などで長い冬を耐えに耐え、来年また子を産む。「ギンモンハモグリガ」がこの虫の名前。葉肉のみを食害するそうだ。
400 目先の日々 投稿日時: 2014年8月6日 投稿者: nizaemon 痩せたアマガエルがガラスの向こうを這い上がってゆく。雨脚はやっと遠のいて、いま、こいつは何を考えているのだろうか。登りつめると何があるというのか。何かのきっかけで登り始めた垂直面。次に続く時間を彼は知らない。手足を順序に従って前へ送る。明日のことは考えたことも無い。
394 一緒に朝食を 投稿日時: 2014年8月4日 投稿者: nizaemon 朝食は庭でとる。庭食という。パンとコーヒーとサラダくらいの簡単なものだが有珠山を眺めながらゆっくり食べる。バナナをフォークに突き刺した時、黒い小さな甲虫がとまった。背の樺色の紋と触角から始めキノコムシ?と思ったが、いや「ケシキスイ」と瞬間的に思い直し調べたらヨツボシケシキスイ。林の樹液に集まる常連だ。私の好きなよく熟してテロテロになったバナナを発酵した樹液と勘違いしたらしい。
393 いのちのゆくえ 投稿日時: 2014年7月31日 投稿者: nizaemon 遊びに来ていた2歳半の孫が裏庭でエゾマイマイカブリを見つけた。好奇心にきらきら輝くその眼はすぐに不思議なものを見つけ出す。この濃緑に輝く長い胸を持つオサムシはもうからからに乾いていて、手にした瞬間に二つに分かれた。この精巧で美しい生きものの中身はどこへ消えたのだろう。溶けた中身は地に吸われたか。なにを養ったか。なにに生まれ変わったか。72歳半の私はそのあたり、考え込んでしまう。
392 種間競争なのか 投稿日時: 2014年7月30日 投稿者: nizaemon ハシブトガラスの親子が家の芝生にきている。この数年、ハシブトが以前からいたハシボソと諍っていたが、何が起こったのだろう。両種間の巣が近い場合、ハシボソの育雛成功率は落ちるという (吉田保志子・百瀬浩 )。今年、ここにテリトリーを持つハシボソの育雛は失敗した(ブログ377、言葉も少なく)。営巣期以外では二種は混棲しているのだが、来年の春からのテリトリーやホームレンジの在り方が気になる。
389 ヤマシロオニグモ 投稿日時: 2014年7月20日 投稿者: nizaemon 裏庭への階段を上がり花軸を伸ばしたユッカの横で見事に張られた蜘蛛の網に顔を突っ込む。私の顔中の細毛剛毛が触毛となり、アッと叫んで瞬間意識が昇華する。瞬間藪の中の獣の末裔だったことを思い出す。梅干大のオニグモより少し小型で、背の白斑からこの種の背白型の雌と確認した。夜間強靭な網を張り昼間はユッカの蕾の間で寝ている。背の模様は色々あるらしく雄は異なる形だというから興味がわいた。