400 目先の日々 投稿日時: 2014年8月6日 投稿者: nizaemon 痩せたアマガエルがガラスの向こうを這い上がってゆく。雨脚はやっと遠のいて、いま、こいつは何を考えているのだろうか。登りつめると何があるというのか。何かのきっかけで登り始めた垂直面。次に続く時間を彼は知らない。手足を順序に従って前へ送る。明日のことは考えたことも無い。