1100 昭和新山・屋根山

屋根山晩秋秋から初冬への晴天にカラマツが浮きあがる。山頂ドームは見えないが昭和新山屋根山。半年続いた地震、地形変化後、1944年6月に噴火が始まり、11月には溶岩塔推上とともに屋根山は250mせりあがった。三松正夫の「昭和新山生成日記」に詳細が載っている。ここには、国鉄胆振線が通り、農地やフカバ集落に人々の暮らしがあった。この冬、もう一度生成日記を読みなおしてみよう。

1099 晩秋の赤いバラ

アルティシモ時は進みすべてが秋色に満ち、勢いに任せていた野生もやっと落ち着いて、山の佇まいも渋みを増した。昨年植えたバラ・アルティシモ。夏の盛りにシュートを延ばし、その先に付いた花弁が秋の光を受けている。香りはないが平咲きの輝く紅色は私の心を充分に和ませてくれた。コロナに蹂躙された一年だったが、この次の1年、向こうの有珠山も含め、安泰な時が巡ってきてほしい。

1098 洞爺湖の巨鯉

洞爺湖のコイ釣り洞爺湖中島の地質の勉強会で仲間たちと船で回った時、饅頭島の岩礁の下に80㎝級の巨鯉を見た。澄んだ水の底、尾をゆっくりと撓らせて深みへと降りてゆく。そしてもう一尾。 いつか御対面願おうと夢見ていた。10~5万年前の噴火で誕生した風景の中で気宇壮大。Shakespeare 並継4.5mの愛竿3本。リールABU6500。道糸6号で自製釦仕掛け伊勢尼14号3本鈎。果してこれで通用するか。