1027 旨いぞブラムリー

旨いぞブラムリー加熱するとホロホロと煮溶ける特徴は加熱料理に向いている。レンジで少量のジャムを試作した。六つ切り三個を30%のグラニュー糖でまぶし、5分加熱を2回。冷ますと軽い口さわりとリンゴの旨さ、コクのある強い酸味が口中に広がる。ポークジンジャーのたっぷりソースはどうだ。クレームダマンドベースのアップルパイもいい。冬の夜はストーブの上でゆっくりと焼きりんご。

1026 ブラムリー・Bramley 

ブラムリー・Bramley我が家のブラムリーは矮性台木仕立ての4年目。イギリス由来の扁平なクッキングアップルだ。Royal Horticultural Society(英国王立園芸協会)刊の  The English Apple. Rosanne Sanders 1988 には、122種の詳細な解説・油彩挿絵とともに「200年の伝統をもち、1883年の王立園芸協会博覧会で1等賞を得た、最も広く栽培されているイギリスの日常的料理用りんご」とある。

1025 ヘーゼルナッツ収穫

ヘーゼルナッツ収穫2019年収穫の我家のヘーゼルナッツ。奥がフィルバート種、手前はコモンヘーゼルナッツだが、収穫してみると粒が大きい樹もあり、容器を分けてみた。三種4本の樹で、合計したら9.1㎏。フィルバート種はその品種名で購入した苗木だったが、これは本来の filbert種(Corylus maxima )と、コモンヘーゼルナッツとの交配種であるようだ。育てて十数年、やっと軌道に乗ったのか。

1024 太田神社・奥の院

瀬棚太田神社海岸から急峻な参道を一気に標高350mまで登る極めつきの険しさで知られる瀬棚町大成の太田神社。今回やっと標高350mの上にある大岩壁に開いた洞窟の奥の院を、800m離れた岬の拝殿から撮影できた。円空、菅江真澄、松浦武四郎の和歌も残っていて、古くから知られた神社だったという。今もこの地区の人たちによって整備保護され6月には豊漁と海の安全を願う例大祭がある。

1023 隣のキタキツネ

キタキツネ裏庭のリンゴの木の下をキタキツネが横切った。落ちリンゴを鼻であしらって通り過ぎる。カメラを手に裏木戸から飛び出すと待ち構えたように立ち止まって、何か言いたそうな目つきをする。幼さが残る若いキタキツネ。ブログ1005,1012のあの子か。とすると、親からなわばりを譲り受けたのだろうか。健康そうだけれど、-20℃、地吹雪の吹きつのる、長い厳しい冬がやってくるぞ。

1022 北の干柿

北の干柿隣町伊達市には柿が育つ。海に面した街並みの気候は温暖であり、北海道には珍しく柿の並木がある。甘柿はできないようだ。市役所通り産という20個ほどの渋柿をいただいたので干柿を作った。皮をむき、熱湯に数秒ほど潜らせるがミソ。表面のぬめりが取れ黴が生えにくい。10日から2週ほど乾して完成。逆境で育ち甘みは少ないが、ねっとりした旨みが伝わる。北限の干柿だ。

1017 北寄貝の燻製

北寄貝の燻製長万部・静狩産の北寄貝を燻製にした。外套膜、貝柱、中腸腺を取り、斧足のみ。贅沢極まりない。素材の味を生かそうと余計な味はつけず、濃い塩水で瞬間ボイルして一日室内で乾かした。ついでにフクラギ。これは此の辺りの呼名で、ブリの幼魚だから脂も旨みも薄い。ふり塩、一夜干しだ。75℃に設定し1時間の軽い燻製。海の滋味が燻香となって口から鼻へと抜ける。旨いぞこれは。

1016 回帰するいのち

シロザケ豊浦町貫気別川にあるインディアン水車。川の流れを利用してサケを捕獲する方法だがここでは電動。採捕後採卵され、孵化、放流、4、5年後に母川回帰となる。回帰の生理学的メカニズムは単純なものではないようだ。耳石や遺伝子解析などをもとにオホーツク、ベーリング、アラスカ湾を巡る回遊ルート明らかになってきたとのこと。壮大な旅の最終章。この面構え、ただ者ではない。

1015 エビガラスズメの幼虫

エビガラスズメ丸々太った芋虫が道路を横切ってゆく。人差指くらいで8㎝もある。二匹に道端まで御出で願って撮影。色にはバラエティがあるらしい。蛹になる場所を模索中だったのかもしれない。見事な生き物に出会った。親もまた迫力を持った蛾で、夕方耳元近く風を切って「ブーン」と小気味よく飛ぶ。揚げて食べると美味しいと読んだことがあるが、食指は動かない。昆虫食の草分け。本当かな。

1014 今年のウメ仕事

梅仕事庭に一本ある豊後梅がたっぷりと実を付けてくれた。7月29日、収量18㎏。外割り15%の天日塩で一月程漬け込んだ。今日はウメ酢からとりだして笊に載せ、三日間の天日干し。毎日一回、一つずつを裏返し、色もほんのり赤みを増してその分旨み乗ってくる。今日は本命の漬け込みだ。大きな甕に一段ずつガーゼに包むように漬け込んでゆく。最後に梅酢を振りかけて梅仕事は終了。

本州に比べると一月遅れのウメ仕事だが、あとは最低一年寝かせてゆっくり味わうのは同じこと。3年目位が一番美味しく滋味を増す。ふくよかに熟成した梅干しが、芳醇で濃厚な梅酢の蜜を滴らせ、ガーゼの褥に包まれて取りだされる日が目に浮かぶ。