一昨年、向かいのトドマツの巣で生まれた同腹のハシボソガラス。一緒に巣立ち、つがいになって、去年は三羽の雛を育てました。子供たちは巣立って行ったけど、片方の足が悪かった一羽はその後どうなったでしょうか。厳しい冬を越し、いま春が近づいて寄り添う二人です。向かって右が亭主。しかし去年、トドマツの林は伐られてしまいました。この夫婦、何処に巣を作るのやら。
「生活」カテゴリーアーカイブ
45 イガイ Mytilus coruscus
43 マツの実の滋味
42 椴の森で
40 うるさいやつら
39 春告げ魚 ニシン
38 ロッドユールのカエル
35 瞳の向こう
30 Lepeophtheirus salmonis サケジラミ
サケのなるべくしっかり塩の利いて、なおかつ新鮮そうなのを一本買ってきた。切り分けていた時、尻鰭のあたりに何か面白い形の付着物を見つけ、ピンセットでつまみあげて見ると、何と寄生虫のサケジラミ。甲殻類のカイアシの仲間で、エビやカニ近い生きものだ。サケも自然の中の生きもの、寄生虫はあたりまえ。あらゆる動物は寄生虫ともども進化した。もちろん人間には無害。
この甲殻類はCopepoditt幼体の時代、サケ・マス類にかぎ爪でしがみ付くようだ。膨大な数と種類のプランクトンにはこんなのも混じっている。食物連鎖上位のものに運よく呑み込まれず、自分の宇宙を手にした幸運な寄生虫の一匹。日本も含め、世界中の養殖サケでこの寄生虫のことが報告されている。採算に合わせ、ケージの中で過密に飼われているとこうなる。まして一大消費地としての日本がからんでいる。陸上のブロイラーのみならず、野生の代表と思っていたサケ・マス類、お前もか。







