明るい冬の空、マガンの群れが低く飛んでいる。畑、里山、街の上をいくども旋回し、やがて丘陵の陰に消えた。大きな鳥だ。翼の色が濃く胴が太い。ただ者ではないその力量感に打たれ、カメラを手にしたまま呆然と眼で追っていた。生き物の群れが持つ存在感は、私の心を揺さぶり、かつ覚醒させる。置いて行かないでくれ。 鳥たちは過去を顧みない。(伊達市館山 2020 JAN 22)
我が家のブラムリーは矮性台木仕立ての4年目。イギリス由来の扁平なクッキングアップルだ。Royal Horticultural Society(英国王立園芸協会)刊の The English Apple. Rosanne Sanders 1988 には、122種の詳細な解説・油彩挿絵とともに「200年の伝統をもち、1883年の王立園芸協会博覧会で1等賞を得た、最も広く栽培されているイギリスの日常的料理用りんご」とある。
2019年収穫の我家のヘーゼルナッツ。奥がフィルバート種、手前はコモンヘーゼルナッツだが収穫してみると粒が大きい樹もあり容器を分けた。三種4本の樹で合計したら9.1㎏。フィルバート種はその品種名で購入した苗木だったが、これは本来の filbert種(Corylus maxima )と、コモンヘーゼルナッツとの交配種だという。十数年たちやっと軌道に乗ったか。硬い殻を割り生食も可。