1103 大有珠溶岩ドーム山頂

有珠山ドーム窓越しの厳冬期の有珠山。雪に輝くが本来は火の山。1878年ここを旅したイザベラ・バードの日記には、その25年前の嘉永噴火で成長した大有珠ドームの形状や噴気、夜間の火映(かえい)の生々しい観察が記されている。有珠山はその後4回の噴火をした。昨年、カナリア諸島ラパルマ島の噴火が、今年2月、トンガの海底火山の大きな噴火があった。静かだが有珠山も眠ってはいない。

1102 耐寒の色

耐寒の色昼間ふと寒気が緩んで、我が家の外壁に見つけた蔓の先の小さな実。朽ち色のなかにこの色を発見。食いしん坊の小鳥たちの目を逃れてやっと残っていた豪奢な色。 バラの実ヒソップの豊穣の赤。ツルウメモドキの賑やかな朱、冬の洞爺湖の湖面のようなツタの青。外に出なければ出会えない、とても身近な明るい色だ。光の春がやってきているのだ。 いーもの見いつけた~。