226 有珠山残照

有珠山残照朝から雲は低く、日中通しての小ぬか雨。今日の雨は芽吹きを促す恵みの五月雨と思い庭にやってきていたコムクドリを数えていたら、突然の夕映え。こんな日もあるのだ。低気圧が津軽海峡を東へ横切って、弱い冬型の気圧配置。西から地上に光が入ってこれこの通り。人生、捨てたものじゃない。地上のものすべてが赤く染まった中、いつもの有珠山ビュウポイントへ急いだ。田圃に水が入っていてこの風景となった。

225 私はダフネ

ナニワズナニワズの花。雌雄異株と言うが、雄株は不稔性というだけで、どちらも両性具有の曖昧さが付きまとっている。左は雌株、右は雄株で、見た所大きさと言い色と言い外見上は明確に判別が付くのだが。香りは強いが好き嫌いは分かれる所。沈丁花の薫香とは少し違う。222でアポロンから逃げたダフネと書いたが、身の内は色々あって、悩めるダフネであったのかもしれない。