214 北国必須アイテム

寒暖計雪が溶けたら雨樋に釣るしておいて行方不明になっていた寒暖計が見つかった。老化、凍結乾燥、膨潤、おまけにツタの触手にも絡み取られて散々な体たらく。でもデジタル数値ではない修理可能な従来品。冷え込んだ冬は-20℃近く、夏は北国だから30℃ちょっと。この寒暖計、まだまだいけます。あと10年はもつかな(私と重なるね)。今日は春の日差し15℃くらい。少し遅いけど、北国の春は充実していますぞ。濃厚で圧倒的な春を味わえますぞ、諸君。

213 海からのおくりもの

イガイスーパーで手ごろな大きさのふくよかなイガイ、7個入って398円。春は海からやってくる。ラベルには昔からの「ひより貝」と表示されていた。標準和名は「イガイ」で、老成した個体では十数㎝となる。北方種の「エゾイガイ」さらに大きくなり、ヨーロッパ原産の通称ムール貝(一般的にはムラサキイガイを指す)は一回り小さい。白ワインで蒸したが、味は濃厚で海の香りが口いっぱいに広がる。一つの貝から何と小さな真珠が7個も出てきた。春から縁起がいいね。

212 約束

フクジュソウ今年も咲いてくれました。フクジュソウです。信義を守り、申し合わせ通りにリンゴの樹の下で一杯に花弁を開いています。陽光のエネルギーをとらえ、パラボナ集光器でアロマを気化させては、この時期少ない虫たちの眠っていた嗅覚を呼び起こすシステムをここで見つけました。あと一週間もするとクロッカスが、すぐプリムラがあとを追って、そうするとこれまた約束通り、トガリアミガサタケの収穫だ。忙しくなるぞ。