768 キタキツネ 投稿日時: 2017年5月28日 投稿者: nizaemon 夕食の洗い物をしていた女房が、「あら、キツネ」といった。カメラをひっつかんで30秒ほどの出来事。たそがれ時、ISO4000、1/6秒のピンボケ写真。尾も太く、痩せてはいない。キツネは音をたてずに歩く。夕闇のなか滑るように軽く、ふっと息を飲む間に向うの麦畑へ姿を消した。10年も前なら良くやって来ていた。小さな町だが少しだけ家が建て込んだ。野生が懐かしい気がする。