818 悠久の北海道

支笏湖広葉樹林樽前山麓からの落葉樹林帯。紅葉が始まっていて、赤いのはカエデ、ナナカマド、黄色はシラカバ。白く見える樹は早くに葉を落としたドロノキだろう。トドマツの緑も見える。はるか20km向こうには苫小牧市が浮かぶ。その奥は勇払の大原野と日高山脈だ。 晩秋の気配の中を雲の影が横切る。気宇壮大な風景である。100年前、開拓に入った人々の不屈の覚悟を思い起こす。