817 風不死(ふっぷし)岳

風不死岳樽前外輪からの風不死岳(1102m)。支笏湖カルデラは4万年前の巨大噴火で形成され、湖の南岸にこの風不死岳が誕生した。次に北岸で恵庭岳が、もっと新しいのが樽前山で約9千年前からの活動だという。氷河期が終わり、縄文時代には若い樽前が成長し続け、風不死は浸食されてこの山容となった。風不死のピークに並んで13km向こうに恵庭岳の溶岩塔を持つ頂上部が見える。