1042 カワラタケ 投稿日時: 2020年2月19日 投稿者: nizaemon いずれ薪にと数年前に伐って裏庭に積み上げたサクランボの古株に見事なカワラタケが生え、あまりに綺麗なので再度登場。群青がかった墨色の同心紋は日本画の雲の意匠でもあり、また、青海波をも思い起こさせる。色調、柄、形態は多様で、その生育する状況の中で一株ごとに完結されてゆくのだろう。表面は天鵞絨状の密毛に覆われ、柔らかな光の反射がある。肉質は鞣革状で無味。