1012 子ギツネ

子ギツネこの春、親の後をコロコロついて回っていた時は、遠目には犬の子。こうやって藪の切れ目からこちらをじっとうかがう姿は、もう立派な野生のいのち。単独行動は独り立ちへの予行演習だが、今日、餌に有り付けたかどうか。無事成長して縄張りをもてるのは、10頭に1頭もいないだろう。私の日常とは付かず離れず、そんな間柄で一緒に住める環境はうれしい。