910 幸連(こうれん)5遺跡

幸連5遺跡津軽海峡に面した木古内町幸連5遺跡の遺跡見学会があった。海成段丘上、4000年以上前の縄文中期の遺跡で、大規模盛土遺構、幾重もの大型住居跡について説明を受けた。フラスコ状を含めた100基以上の土坑から生業のたくましさが伝わる。さらに時が経った10世紀、遺跡の上に降りそそいだ白頭山テフラ(B-Tm火山灰)の白い堆積を示され、時の流れと遺跡で生きた先人達を思い、その重い意味を足裏にしかと感じた。