876 早春の頂

早春の昭和新山青空の下、有珠山山頂(733m)を背景に昭和新山のドーム(368m)がひときわ赤い。土壌を焼きあげ、天然煉瓦を纏いながら成長し、まだ地熱を蓄える岩体はいつもこのように春を迎える。樹々の芽吹きはまだだが、枝先の色はもう十分に柔らかだ。今年はどのようにこの山とつき合って行けるのか。植物、岩石、調べたい場所、写真に残したいことがらが沢山ある。