727 尖頭器を作った

尖頭器を作った尖頭器(矢じり、槍の穂先)を作っている(ブログ724)。ヒトとモノとの究極の接点、いのちを繋ぐ原点だ。ホモ・サピエンスのグレートジャーニー最後の3万年前、我々の祖先はこの石刃技法を持って北海道へと移動してきた。今金町のピリカ遺跡、遠軽町の白滝遺跡を見て驚嘆した。簡素な道具で石刃を瞬時に作り、必要な道具を形成する技術だ。器用に動かぬ指先は傷だらけだ。