695 昭和へ続く道

フカバ集落への道壮瞥町から伊達市へ南西に延びる道はこの先途切れている。昭和18年(1943)に地震が翌19年(1944)に噴火が始まり、正面の昭和新山となった。激しい噴火の後屋根山ができ、この先600mに在ったフカバ集落は向かって左へ100m以上押し出され、数十m持ち上げられた。今、急斜面の林の中にコンクリート片が残るだけである。かつてのメインストリート。あれから70余年経った。