642 まなざし 投稿日時: 2016年5月28日 投稿者: nizaemon 抱卵中のウミネコの親。卵はニワトリより少し大きく、灰色で長かった。この顔を見よ。白さとその意匠、凛としたその眼差し。母性の強さか。訴える目力は威光を放ち、近寄るすべもない。N.ティンベルヘンは、この仲間セグロカモメの嘴の色と子のしぐさの中から本能行動の神髄を見抜き、19723年、ノーベル賞を得た。私はただたじろぎ、見とれるだけ。(八戸・蕪島)