359  名残りの花殻

イワガラミ洞爺湖畔の周遊道路から湖水までの狭い林は国有林。人の手は入らないから自然のままの四季を味わえる。ふと見上げるとイワガラミの花の残りがぶら下がっていた。萼片が1枚付くのがイワガラミ。近くには萼片4枚のツルアジサイや北海道ではサビタという名で知られる、つる性ではない灌木のノリウツギも見つかった。三種ともユキノシタ科。この冬、強風が吹かなかったから残ったのであろう。