149 アカミヤドリギ

アカミヤドリギ 洞爺湖岸の月浦にある森林公園に出かけたら、大風で落とされた色とりどりの落ち葉の中に、アカミヤドリギの一枝が落ちていた。近くには宿主となっていたイタヤカエデの黄色い葉を付けた太い枝もある。荒れた後の見つけもの。果実はヒヨドリ、レンジャクなどの野鳥が好み、未消化の種子は粘液の糸を引いて鳥の肛門から樹の枝へと絡まり、そこで発芽し根を張ることとなる。