821 エゾイラクサ

エゾイラクサ数年前思わず握って痛い目に遭ったエゾイラクサを思い出し、秋枯れの茎を取りに出かけた。河原は9月18日の台風18号の出水で荒れ、なぎ倒され砂に埋もれていたが、なんとか数十本確保できた。再生していた葉は対生なのでエゾイラクサ。乾燥して繊維を採り、春までに撚って細紐にする予定だ。繊維は細く、撚りあげると強靭だ。昔、アイヌの人たちはテタラペ(白いもの)という布を織り、衣服を仕立てたという。