662 百年の森

百年の森のマイスター1911年(明治43年)の噴火で有珠山の山腹で隆起した明治新山は四十三山(よそみやま)とも呼ばれる。噴火で植生が壊滅した後、再生された森は今、百年の森となって私たちを迎えてくれる。噴火時の火口の跡は今も森の中に残っていて、大きく深い火口や水を湛えた火口などをたどることができる。ジオサイトの現状の確認や案内板の点検をするのも火山マイスターの役割の一つだ。