633 縄文の貴公子・人面把手

人面把手・長方形縄文時代中期の人面を模った装飾土器の把手部分という。北黄金遺跡と同じ頃だ。乳児の顔くらいの大きさだ。頬には入墨文があり、耳には装身具がつけられていたのだろう。凛とした表情からは作り手の創作意欲が、デフォルメされた意匠からは卓越した表現力が伝わってくる。二年間休館となる。間にあった。撮影禁止なのでスケッチをした。著保内野の土偶もよいがこれもいい。