561  色づくのはいつか

ホザキヤドリギホザキヤドリギを初めて見つけたのは今年の1月29日だった。樹の葉が落ちたなか、黄金色の穂状花序が見事だった。年を越したころには宿主のハルニレの梢は見事になるのだろうが、いつ色付くのかが目下の課題だ。大風の翌日の10月9日、樹の下で果実を拾った。果実は充実して膨らんでいるがまだ固く、色少し淡くなった程度だった。同じ樹を宿主としている常緑のアカミノヤドリギはすでに色がついてきている。