308 長い屋根山

昭和新山屋根山昭和新山は見る方角によって形が異なる。これは南東方向、伊達市関内の丘陵地からのもの。この台地の下には十万年前の洞爺湖カルデラの噴出物が数十m堆積している。ここからの屋根山は約1㎞の長さを持ち、比較的平坦に見えるが、かつては岩塊累々たる荒れ地だったという。生成後70年経つ今ではドロノキ、ニセアカシア、ミズナラなどの広葉樹林となり、腐葉の堆積も進んでいる。