152 ノラニンジン 投稿日時: 2012年11月2日 投稿者: nizaemon 霜を頂に載せ朝の日を受けるノラニンジンの枯れた花冠。放射冷却で冷え込んだ朝はこの通り、病葉も枯れ草もそれなりの白い花を咲かせている。夏、一面に咲き誇っていたノラニンジンの野面は、奇妙に丸まった散形花序のぼんぼりで埋まっていた。この形を何に例えようかと考えたがなかなか出てこない。自然が移ろってゆく過程で見せてくれる造形の妙味だ。