992 春を待つ

ピクルスかつて、冬を越すには漬物が必須だった。乱切りのダイコンに身欠きニシン、トウガラシの赤い色の冴えたニシン漬け。樽に張った氷をかき分けながら食べたっけ。今では、旬の旨さは別として、新鮮な野菜が何処にいても手に入る。漬物ではないが、さっぱりとした食卓での楽しみの一品にピクルスを作った。裏庭のトウガラシ以外は市販のハウス物。

やがて来る、樹の芽、山菜の季節が楽しみだ。蕗の薹、タラの芽、ウド、コゴミ、ヨブスマソウ。みんな美味しい。今年はコシアブラを見つけよう。ヤブマメも掘りださなくっては。早春のキノコ、エノキタケは見つかるか。いそがしくなるね。