813 シータテハの秋

シータテハ秋になって誰も遊ばなくなった裏庭のブランコにシータテハが止まっていた。似たチョウのキタテハはこの地方にはいない。裏面のCの斑紋を見ようとしたが、暖かい陽ざしの中、快活に飛び去っていった。エルタテハはよく見るが、裏庭でのこのチョウは初めて。このまま冬を迎え、どこかの木の洞で眠りながら-20℃を耐え忍ぶ。次の春、またどこかで巡り会えるだろうか。