609 冬を耐える

カシワカシワの葉が落ちずに冬をやり過ごしている。風と雪の吹きだまるあたりに折り重なって残っていた。春まで残る樺色の葉は遠くからでも目につく。改めて見直すとカシワの生育場所は遍在している様だがその要因が何であるかは私には分からない。種子(丸いドングリ)の生存や散布に秘密があるのか。海岸や川岸の疎林の周辺部、風と日光が良くあたる意外に人里近く。