571 源太穴火口

源太穴明治43年(1910年)の有珠山山麓噴火では45個の火口が開き四十三(よそみ)山が隆起した。民家や畑のすぐそばだった。その時湖畔に発見された温泉が洞爺湖温泉の始まりとなった。その東の壮瞥温泉の住宅から400m離れた山腹にこの時の噴火最大の火口「源太穴」が見える。画面中央やや上、朝の陽に映えるカラマツの黄と白いドロノキの樹冠に囲まれて長径200m火口が黒く開く。