305 鉄道遺構・旧国鉄胆振線橋脚

旧国鉄胆振線橋脚1944年(昭和19年)6月23日に始まった噴火は地殻変動を伴いながら17回の大噴火を繰り返し、約一年の間に壮瞥川、鉄道、生活道路を山麓へと持ち上げた。昭和新山山麓には旧国鉄胆振線の遺構が残されている。二つの橋脚の間をかつての壮瞥川が写真左から右へと流れ長流川に合流した。橋脚の上には鉄路があり、左奥方面は壮瞥、右手前方面は伊達。昔日の水辺の証しとしてトクサが茂っている。来年、昭和新山は噴火70周年を迎える。