215 いのちの「ミウラ折り」

ルバーブ根雪のとけた跡でルバーブの新芽を見つけた。縮緬模様のたたみ皺そのままに、満を持しての登場だ。燃え立つ炎のような春の色はみなぎるエネルギーを与えてくれる。このたたみ皺、よく見たら「ミウラ折り」だ。二重波形可展面という展開様式のみならず、可展面そのものが湿った土の下の新芽という微空間の中で、自律的に自己形成された所にすごさがある。時空を折りたたんだ四次元的所産だ。「大黄折り」。知的財産権・意匠権はダイオウ=大黄にあり。