974 カルデラ壁の岩盤

カルデラ壁の岩盤冬になると例年通り洞爺湖の水位が下がる。壮瞥滝へ導水路から東湖畔方向、広くなった砂利を踏んで先へ進むと、水際だった岸辺のヨシの先、沈んでいた畳一枚、厚さ50㎝もの岩盤が露出していた。洞爺湖カルデラ以前の地層、つまり11万年以前にどこか近い所にあった火山からの火砕流堆積物が溶結したものだという。この岩盤から先は水深50m辺りまで急に深く落ち込んでいる。