271 有珠山外輪

s-DSCN9680伊達市側からよく見えて、以前から気になっていた外輪の崩落崖を勉強する機会を得た。有珠山火口展望台の南側の急斜面を下から見ることになる。崖の数カ所に層状の1663年噴火の堆積物(軽石)が見える。7000年の眠りから目覚めた噴火だ。その後、4回の山頂噴火の挙句、埋められ断ち切られ侵食も進んで途切れ途切れだ。専門の先生の指導を受けながら地形図、地質図と照合し、ここで何があったかを考える。たった350年だが実に難しい。