雨の日はいつも地形図で遊んでいた。ひねもす面白い地形を探す。1/50.000が1枚あれば半日は持つ。ボトルと乾き物があればさらに言うこと無かった。地図を眺めて気になっていた場所があった。カルルス温泉から登別へ登別川を1㎞下った場所、川幅が突然数百m円形に広がっている。爆裂火口に違いないと思っていた。夏には緑に覆われて判別できなかった。別な必要があって、この地域の地質図「徳舜別図幅・説明書」を入手した。驚きました、まさしく火口となっておりました。右奥が来場岳(ライバ岳 1040.1m)。画面中央の平坦部手前の斜面が火口壁の名残り。ここより3㎞北東には水を湛えた小さな火口、橘湖がある。
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