948 キタコブシの種子

キタコブシの種子一見、動物の糞かと思った。落果する前は紅色を帯びた緑色の10㎝位の果実だが、地面にあってはこの通り、絶大なる存在感を持つ。洞爺湖畔、遷移の終期にあるミズナラ、ハリギなどの成熟した喬木に混じってこのキタコブシは成長しているが、春の純白の花もその香りも誰も気が付かないだろう。それゆえのこの迫力なのか。根底にある意図は何なのか。いのちを繋ぐ戦略は奥が深い。