848 幹折れしたトドマツ

幹折れ稀府(まれっぷ)岳の南山麓、胸高直径60㎝を超えるようなトドマツが折れていた。一昨年と昨年、東寄りの大風が吹いて被害があった。根返りせず、地上3mあたり、応力最大の位置で幹折れしている。瞬間的によほど強い風が吹いたのだろう。地形図で確認したら、東風を集める地形だった。長い年月の経過の中、環境要因による淘汰の結果、その土地の植生が決まってゆくのだろう。