232 相互扶助

コアカミゴケコアカミゴケ。有珠山山頂近くのコスギゴケの群落の中で。コケではなく菌類と藻類の共生体。雨などの後は水を吸収して軟らかいが乾燥すると指先で灰色の砕片となる。極端な痩せた状態の中で、カビに近い菌類は菌糸で形態を維持し藻類は光合成産物を提供する。赤いのは盃状の子器で菌類としての繁殖器。学名は菌類として命名されるという。