218 溶岩ドームの本体

溶岩ドーム昭和新山の南西斜面。69年前(1944年)、隆起しはじめた屋根山の噴火口の中心から溶岩ドームがせり出した。噴気の左の大きな黒い壁面が露出したドームの本体だ。ケイ酸質を多く含み地下で固まった高温の溶岩はそのまま上に乗った大地を煉瓦として焼きあげ、長流川由来の河原の玉石ごと頂上部を作った。赤く見えるのが天然煉瓦。山頂に玉石を見ることが出来る。