169 不思議な一体感

「起源‐湖上に向かって」 旧洞爺村のちかく、雪の中にある黒御影の石彫。石塊の曲線は優しく柔らかで風景と一体感を持ち、磨かれた面に映る風景は違和感なくフィールドとつながっている。いろいろな方向から映る風景を楽しんだ。湖の周囲43kmをステージとしてこのような彫刻が58基置かれている。1977-78の有珠山噴火復興10周年記念に作られたものだ。これは湯村光・作 「起源‐湖上に向かって」。