144 忍者の樹

忍者の樹 人が樹に?樹が人に?。自然はこれだから面白い。見る人によって樹に抱きついているのは、一人ならず3人まで増えるから不思議。4年ほど前に見つけたら、仲間の知恵者がが“忍者の樹”と命名してくれた。この樹の和名はごく普通のイタヤカエデ。幹に絶妙の襞が出来て忍びの者と間成った。自然の妙、というよりは人の心理の曖昧さ、都合のよさ加減からくるのであろう。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」。