477  名残りの山・オロフレ峰

オロフレ山「三月から四月、雪が硬くなったらスキーを背にオロフレまで登って、あとは徳瞬瞥山 へ向かって尾根筋を詰めてみたいね。」と言ったら「私も一緒に」と言った人がいた。今となっては足腰が全く覚束ないし、賛同してくれた人が誰だったかも覚えていない。湖の向こうに光を受けて輝くオロフレを見た瞬間、そのことを思い出した。