240 岩壁の履歴

北風岬猛々しさの少ない洞爺湖畔だが、この岩壁の質量には圧倒される。洞爺湖カルデラが誕生する以前、つまり11万年以前、どこか近い所にあった火山からの火砕流堆積物だという。大きな縦の節理は熔結凝灰岩が徐々に冷却したことを示し、細かい数センチ数ミリ単位の横縞や水平の割れ目は火砕流そのものの堆積を示すという。この露頭に繋がって水面下に広く存在するいわゆる「力岩」の履歴がはっきりした。-湖畔の地質学習会にて学んだこと-